毎年4月第2日曜日の本楽と前日の試楽の2日間、八百津の産土神(うぶすながみ)である大舩神社を中心として行われます。
祭日には船を形どった山車3台(三台を合わせるとみごとに一隻の船の形に)が曳き出され、町内を練り歩きます。美しく飾られた勇壮なだんじりは、どっしりと重く大きなかけ声とともに曳っぱられ、男達の巧みなテコ捌きで街並みを練り歩く姿は熱気にあふれ、別名「けんか祭り」とも呼ばれています。
「八百津だんじり祭り」は舟運で栄えたこの辺りの特徴を最も色濃く残す元禄年間(1688~1704)に始まった祭りです。中部地方でも他に類を見ない規模のだんじりで、釘を使わず藤づるで豪快に締め上げられただんじりの組み立てを見るのも圧巻です。山車は街を練り歩き、見物人の中からは大きな歓声とどよめきが湧きおこる、まさに「動」の祭りです。
◆日程
毎年4月 第2日曜(本樂)とその前日(試樂)
◆祭礼場所
大舩神社
◆見どころ
試楽:八百津大橋の上で3台の山車が集結し、1隻の船になる。
本楽:役場の前に山車が集結。
その後、商店街を民家の屋根すれすれに走り回り、大舩神社の坂道を駆け上がる。
帰路も見応えあり。
※年により運行時間等は異なります。本HPのトップページ「information」をご確認ください。
この映像の製作にあたり、平成27年度に岐阜県からの清流の国ぎふ推進補助金を受けています。
岐阜県八百津町