八百津町伊岐津志塩口には、枝垂れ桜があります。樹齢は推定230年。幹回りは1.45m。高さは15m。この枝垂れ桜は別名「芋植え桜」と呼ばれており、地元では昔から、この桜が咲き始めたときが里芋を植えるタイミングとされています。
また、この枝垂れ桜は、神明神社の敷地内にあります。実はこの神社、丸山ダムの建設に伴ってこの塩口に移転されました。移転先の地理的事情から、神社の中でも珍しい「北を向いている神社」となっています。北にそびえる木曽川の流れを見渡すように建つこの神明神社も、いちど訪れてみてはいかがでしょうか。