やおつぶ

花火大会《水面に浮かぶ『まきわら船』のヒミツ!》の巻

~『芦渡のお祭り男M』さんよりご投稿いただきました☆~

 
8月6日 蘇水峡川祭り花火大会が行われました。
 
そこで、花火と共に川面を彩る ”まきわら船” についてのお話をさせて頂きます。
十数年ほど前より船上にて八百津祭りのお囃子を生演奏しています。以前はテープレコーダーの音源でお囃子演奏を流していました。ですが、テープレコーダーという文明の利器が登場する以前には恐らく生で演奏していたのではないでしょうか?
現在 船上でのお囃子の演奏は芦渡組の芦渡桐若神具保存会が担当させて頂いております
私もお囃子メンバーとして参加させて頂いているのでレポートをひとつ。
 
八百津の花火では古くから”まきわら船”という船を川に浮かべて、上空に打ち上げられる大きな花火に対して川面から華を添えてきました。愛知県津島市で行われる天王祭りの出し物に似た船です。地元の古老のお話を伺うと、かつては津島のお祭りには八百津で採取した竹を届けていたのだとか。そういった縁があるのでしょうか?どなたか詳しい方がいらしたらご教示頂けると幸いです。
 
花火当日 早朝6時より船の組み立てを開始。午前中には大体の形が出来上がります。
船は2艘を並列にして桁で連結の後3層の櫓を組み立て。中心に青竹を通します。(この竹を貫通させる作業が最も大変)
櫓の骨組みは数年前に完全に新調されました。
午後には紅白幕を張ったり飾り付けをします。
 
午後6時30分 楽器の搬入を終えたら紅白の提灯に一つ一つ灯りをともし飾り付けます。(まだこの時点では明るいですけど)
飾り付けが終わるとお神酒をいただき 乗員全員で記念撮影の後6時50分頃いざ出航。
 
お囃子の演奏は八百津祭りの山車の運行に忠実に倣ったもので
まず 神来舞(しんぐるま)という曲を演奏。この曲は神聖な曲なので演奏中には船を動かすことはしてはなりません。八百津祭り時には山車も同様です。
次に間をおかず 津島下り(つしまさがり)を演奏。いよいよ動きだします。八百津祭り時にはこの曲に変わったら曳き綱を出して動き出します
船は上流に向けてゆっくりと運行。この間は 道行き(みちゆき)という曲を演奏しています。段々と暮れてゆく景色と川風の涼やかさを楽しみつつ40分程かけて航行、しばし休憩の後道行きを演奏しながら今度は下流へ。
7時40分より花火が始まると川の中ほどに停船。我々も演奏は止めて花火見物です。
8時20分花火を堪能した後岸へと向かいます。曲は津島下りの後 引き返し(ひきかえし)という曲へ。芦渡ではこの曲は本楽(八百津祭り日曜日のことです)の大舩神社から帰って来る時にだけ演奏する曲です。(余談ですが芦渡の人間としてはこの曲を聴くと あ~お祭り終わっちゃう なんてセンチメンタルな気分になりますが)
そして着岸。最後にもう一度 神来舞を演奏。皆さんお疲れ様でした。
 
蘇水峡川祭りには、幽玄美を演出する万灯流しや紅白の彩りを放つまきわら船が、花火大会にまた独特の真夏の風情を加味していると思います。
この文化が行事としていつまでも続くことを願っています。
 
八百津っ子としては、花火が終わると夏休みが半分終わってそろそろ宿題とかやらなきゃとか焦りだす頃ですよね。八百津あるあるでした。
 
 ~『芦渡のお祭り男M』さんありがとうございま~す(*⌒∇⌒*)
八百津町観光協会

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